【飛龍】は、龍の子供とされる伝説の霊獣。江戸時代の百科辞典として知られる「和漢三才図会」では龍の頭、魚のような胴体、翼のある姿で紹介されている。波と組み合わせて描かれることが多いことから、火を使う建物などにその姿を見ることが多く、 火伏せの意味を見出すことができる。 躍動感のある構成と細部にまで及ぶ緻密な表現は壱兵衛氏ならではの仕上がりといえる。Hand Painting。